◇◇ ハワイの島々のレイ ◇◇
                        

 
 
ハワイ諸島は8つの主な島々から成り立っていますが、島にはそれぞれ個性があります。
歴史などにちなんだ島のレイがあるんですよ♪

◇オアフ島 : イリマ
かつては王族しか身につけることを許されていなかったという黄金の花、イリマ。
紙のように薄いその花びらで作るレイは、一重のものを作るだけでも数百枚の花びらが
必要です。

◇ハワイ島 : オヒア・レフア
火山周辺の溶岩大地で成長し、溶岩のようにふさふさとした赤い花を咲かせます。
ハワイ島の伝統的な儀式には欠かせない花です。

◇マウイ島 : ロケラニ
「天国のバラ」の名を持つロケラニは、ピンク色の小さな八重咲きのバラです。

◇カウアイ島 : モキハナ
モキハナはカウアイ島だけに生息します。
香りがよい実をビーズのように糸を通してレイにしていきます。

◇モロカイ島 : ククイ
新葉の頃はシルバーグリーンをした葉と小さな白い花を編みこんで作ります。
ククイはハワイ州の木にも指定されています。

◇ラナイ島 : カウナオア
カウナオアはオレンジ色の茎をしたつる性の植物です。
レイはつるをひねり、綱状にしたものを用います。

◇カホオラベ島 : ヒナヒナ
島の海岸砂地、水につからないぎりぎりのところで生息する宿根草です。
花は小さい白色、細かい毛がついた葉は銀色にもみえます。

◇ニイハウ島 : ププ
ニイハウ島は今もロビンソン一族の私有地となった秘密の島。
厳しい気候のため植物のレイは難しく、ニイハウ島のレイは白い貝を使ったものです。
レイには白い貝ばかりではなく色々な貝を合わせ、穴を糸でつなげます。