◇◇ ハワイアンジュエリー ◇◇

ハワイアンジュエリーの起源は、19世紀半ばの英国ビクトリア王朝時代。
英国のビクトリア女王は、夫の死を悼み黒をアクセントとした喪中用のジュエリーを
身につけるようになりました。
英国王室と信仰の深かったリリウオカラニ女王は、自らも黒のエナメルで「Ho'omana'o Mau
(永遠なる想い)」と刻印したゴールドのバングルを作り、生涯このバングルを身に着けた
といいます。
ハワイ語を刻んだハワイアンジュエリーは、こうして誕生しました。
リリウオカラニ女王は、親交の深かったアトキンソン女史に感謝の意を込めて、「Aloha 'Oe」
と刻んだバングルを贈りました。
このことが女史の生徒達の間で流行となり、ハワイアンジュエリーを贈りものにするように
なりました。

ハワイアンジュエリーは正式には「ハワイアンルームジュエリー」と呼ばれ、祖母から母、
母から娘へと代々お守りのように受け継がれています。
デザインの一つ一つには意味が込められており、思いを表現し人生の記念に思い出を
とどめるものとして、1世紀以上たった今でも愛され続けています。

プルメリア : 可憐なプルメリアの白い花は神に宿る花。 
         大切な人の幸せを願い、身を守るものを表します。
マイレ : 「神聖なる結びつき」の意味があり、大切な人との絆を表します。
ホヌ : 幸運をはこんでくれる「海の守り神」。
波(スクロール) : 寄せては返す美しい波のように、永遠に途切れることのない愛。

皆さんも生涯の記念となる日に、大切な人にハワイアンジュエリーを贈ってみては
いかがでしょうか。