◇◇ ティーリーフ ◇◇  (和名 センネンボク)
                        

 
ポリネシア人がハワイ諸島に運んできた植物の一つです。
熱帯アジア原産ですが、アジア、ポリネシア諸島等に広く分布しています。
Ti(ティ)と呼ばれますが、ハワイにはTの発音が無いため、Ki(キ)と呼ぶこともあります。
またLai(ライ)とは「Kiの葉」の略語です。

ティは、神に捧げる神聖な植物です。
魔よけや幸福をもたらすものとされ、お守りにしたり、家や教会の生垣として
よく植えられています。
大きな柔らかい葉が特徴で、レイやフラダンスの衣装に使われるのはもちろん、ほかにも様々な用途があります。
料理をする時にティーリーフで包んで蒸し焼きにしたり、料理を保存する時に包んだり、食卓のテーブルクロスやお皿としても使用します。

薬用としても頻繁に用いられ、熱がある時、傷口の傷む時、患部にティーリーフを巻くと痛みが和らぐといいます。

またティーリーフの根には滋養があり、入手しやすいことから飢餓食として重宝されていました。
根は焼くと甘みが出ることから、お菓子やお酒の原料にも使われます。

ティーリーフはハワイアンの暮らしには欠かせない存在ですね♪