◇◇ マラサダドーナツ ◇◇

マラサダは、イースト菌で発酵させた生地を油であげ、グラニュー糖をまぶして作ったお菓子です。
ハワイの人々に愛され食されているマラサダですが、その起源はポルトガルなんですよ。

プランテーションで働くためにハワイを訪れたポルトガル人により、彼らの食習慣がハワイへ持ち込まれたことに始まるそうです。
ポルトガルからの移民の多くはカトリック教徒です。
受難節の前にはラードや砂糖を使いきってしまわなければなりません。
彼らはたくさんのマラサダをつくり、多くの人々へ分け与えました。
こうしてマラサダは次第にハワイ中へ広まり、今やハワイで愛されるお菓子の一つとなったのです。

揚げたてのマラサダは外はかりっとし、中はもちもちの食感です。
伝統的なマラサダの中身には何も入っていないようですが、現在では中にクリームが入っているものがあったり、バリエーションに富んだマラサダを楽しめるようになりました♪