◇◇ ハワイの祝日 ◇◇
                        - カメハメハ・デー -

 
 
ハワイの祝日には、アメリカ合衆国全体の祝日と州が定める祝日とが
あります。
ハワイ独自の祝日は、年3日。
3月26日(クヒオ王子の日)、6月11日(カメハメハ・デー)、
8月15日(州立記念日)

カメハメハ・デーにスポットを当ててご説明いたしますね。
カメハメハの誕生日は定かではありませんが、6月11日をカメハメハの栄誉を
称える日として、1871年にカメハメハ5世より定められました。
「太平洋のナポレオン」とも呼ばれたカメハメハ王。
1810年にハワイ諸島の統一という偉業を成し遂げました。
カメハメハ・デーでは、その偉大な功績を称えて祝います。
ダウンタウンにある大王像に、5m以上もある豪華なレイが捧げられますが、
その作業は消防のクレーン車を使用しての大掛かりなもの。
大王像の両腕や首に、カラフルなレイをバランスよくかけていきます。
レイのデコレーションをはじめパレードやパーティなど、州をあげてのイベント
は数週間にわたって行われます。

英雄カメハメハには数多くの伝説が残されています。
カメハメハが誕生する何年も前から祈祷師達は、偉大なる者の誕生を予言
しており、誕生時には空にハレー彗星が現れた と。
カメハメハ王の遺骨は密かに埋葬されました。偉大な王の遺骨には
強い「マナ」が宿るとされ、王の中には遺骨を探す者もいましたが、
未だ見つかっていません。
カメハメハ王の埋葬場所は、星のみぞ知る と言い伝えられ、今でも
謎に包まれたままです・・・。