◇◇ ラウハラ - Lauhala - ◇◇


 
「ラウ」とはハワイ語で「葉」を意味し、「ラウハラ」とは「ハラの葉」の意味です。
ハラは、タコノキ科。和名をシマタコノキといいます。
主にハワイ海岸付近の乾燥した土壌でよく見かけます。
タコの足のように広がった根、とげのある細く尖った葉、パイナップルに似た
3色の果実をつけます。

細長い葉は横方向にとても強く、耐久性、柔軟性に富んでおり、編み細工に
使われます。
葉の両端にはとげがありますが、とげを剥ぎ、1日以上水につけた後で陰干しし、
適当な幅に縦に裂いてから使用します。
ラウハラを編む作業は伝統的に女性の仕事とされていました。
ラウハラ編みでは、敷物やバスケット、カヌーの帆など様々なものを作ります。
ハワイのお土産品としても定着していますね。

ラウハラの網目模様は、ハワイアンファブリックのデザインにもよく取り入れ
られています。
皆さんがお持ちのファブリックやパウスカートにもラウハラ模様がデザイン
されているかもしれませんね♪