パイナップルは、もともとブラジルや南アメリカが原産の果物です。
1493年に、コロンブスが南アメリカにあるグアダルペ島で見つけてスペインへ
運んだと言われています。
そこからスペイン人が、世界のあちこちに船で運んだそうです。
パイナップルは長持ちするうえ、おいしいので船では良く食べられていました。
ビタミンＣのおかげで壊血病予防にも良かったと言われています。
1600年代にはスペイン人がグアムやハワイにパイナップルを運びました。

このパイナップル、とっても不思議な果物で、実はサボテンの実の固まりです。
地面にある緑の葉っぱの真ん中に、一つの長い茎が出ます。この茎の先にたくさんの赤や紫の花を咲かせ、サボテンのような実が一杯固まって、一つのパイナップルの実になります。
世界で一番小さい鳥のハミングバードが、パイナップルの花から花へ花粉を広げ、美味しいパイナップルが出来上がるそうですよ♪